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【これで十分】ビジネスで使える英語挨拶を3つの場面で紹介!

スーツを着た二人の人が握手をしているその手元

ビジネスシーンで使える英語のあいさつ」のまとめです。

この記事で学べること
  • 初対面での丁寧なあいさつ
  • 自己紹介の仕方
  • 久しぶりに会ったときの丁寧なあいさつ
  • 別れるときの丁寧なあいさつ

ビジネスのシーンって緊張しますよね。

ましてやそれが英語で対面しなければいけないとなったら・・・頭の中がごちゃごちゃになっちゃうのも無理ないです。

とはいっても失礼のないようにしたいですし、できるだけいい印象与えたいもんですよね。

そこで今回は「ビジネスの場で使える英語のあいさつ」を以下の3つの場面に分けてわかりやすく紹介します。

  1. 初対面のあいさつ&自己紹介
  2. 久しぶりに会ったときのあいさつ
  3. 別れるときのあいさつ

これらを身につけて、ぜひビジネス相手と良好な関係を作っていきましょう。

初対面のあいさつ&自己紹介

相手は何もあなたのことを知らないので、まずは知ってもらう必要があります。いい印象を与えるためにも最初の礼儀正しいあいさつと自己紹介は必要不可欠です。

あいさつ

以下が初対面のビジネスの場において、主に使われるあいさつです。

  • Hello.
  • Good morning. 
  • Good afternoon.
  • Good evening.
  • How are you?
  • (It’s) nice to meet you.
  • Pleased to meet you.(pleased /プリーズド/)
  • It’s a pleasure to meet you.(pleasure /プレジャー/)

「Hello」のかわりに「Hi」を使うことも可能です。

ただ「Hello」がフォーマルなので、会社やその場の雰囲気にもよりますが、かなりピシッとした場面では「Hello」を使うのが無難でしょう。

それ以外のビジネスシーンでは「Hi」を使っても全く問題ありません。

「Pleased to meet you」「It’s a pleasure to meet you」「あなたにお会いできてうれしいです(光栄です)」といった意味です。

例文①

A : Hello. How are you? 

B : I’m good, thanks. And you?

A : I’m doing well, thank you. 

例文②

A : Good morning, Mr. Smith. Pleased to meet you.

B : The pleasure is mine.

もしも相手の名前がすでにわかっている場合は、あいさつに名前をつけてあげることでより丁寧になります。

「The pleasure is mine」は直訳すると「その喜びは私のものです」となります。

つまり「あなたにお会いできてうれしいです」と言われたことに対して「いやいや喜んでるのはむしろ私の方ですよ」といったかんじで、「こちらこそあなたにお会いできて嬉しいです」と言っていることになります。

「Nice to meet you」「Pleased to meet you」などの返答にとても便利なのでぜひ覚えましょう。

ちなみに「Likewise(ライクワイズ)= 同様に」と返すこともでき、これもまた「こちらこそ(あなたにお会いできて嬉しいです)」の意味となります。

自己紹介

ビジネスの場での自己紹介は、

  • 自分の名前
  • 所属(部署や会社)と役職

を伝えられるようになりましょう。

自分の名前

  • My name is  〜
  • I’m 〜

「My name is」は「I’m 」よりフォーマルに聞こえます。

「じゃあ、ビジネスの場だったらMy name isがいいじゃん」という声が聞こえてきそうですが、実際のところどちらもビジネスの場で普通に使われるのでそこまで気にする必要はないです。

ただ、プレゼンテーションなど大勢の前で話すときなんかは「My name is」を使うのが一般的なので、とりあえず「そうゆうもんなんだな」と覚えておくといいです。

例文③

Hello. My name is Stephanie, but you can call me Steph.

こんにちは。私の名前は「ステファニー」です。ただ「ステフ」って呼んでいただいても大丈夫です。

もし名前を短くして言いやすくできたりする場合は、例文のように「My name is 〜, but you can call me 〜」と伝えるものオススメです。

特に相手の方が日本人の名前に慣れていない場合、発音に苦労することがけっこう多いです。

そのため短くしたりすることによって、

  • 相手が自分の名前を発音しやすくなる
  • 覚えてもらいやすくなる
  • 心の距離が近づく

といったメリットがあります。

ちなみに僕が留学していたときは、多くの韓国人、中国人、インド人の友達ができましたが、彼らの多くが外国人が発音しやすいように英語の名前に変えたり、実名に聞こえ方が近い英単語に変えたりして自己紹介していました。

正直、彼らの名前に馴染みがなかった僕としてはだいぶそのことによって助けられましたね。

おかげさまで問題なく名前を呼べるようになり、仲良くなることができました。

所属(部署や会社)と役職

所属部署や役職をいう場合も、名乗るときと同じように「I’m」を使うことができます。

例文④

Hello. My name is John. I’m the human resources manager.

こんにちは。私の名前はジョンです。人事部マネージャーをしています。

I’m John from the Sales Department.

営業部のジョンです。

I’m the manager of the Marketing Department.

私はマーケティング部のマネージャーです。

つぎに「I’m」以外の表現もみてみましょう。

下記のようなフレーズを使うことによって、より一歩踏み込んだ自己紹介ができます。

  • in charge of 〜 = 〜を担当して
  • be responsible for 〜 = 〜に責任がある
  • My responsibilities include 〜 = 〜わたしの職務は〜を含みます
  • My job is to 〜(”to”のあとは動詞の原形)= わたしの仕事は〜することです

例文⑤

I’m in charge of the Accounting Department.

私は経理部を担当しています。

I’m responsible for developing new software applications.

私は新しいソフトウェア・アプリケーションの開発に責任があります。

My responsibilities include recruiting and training employees.

私の職務は従業員を採用してトレーニングすることなどです。

My job is to promote our products.

私の仕事はわたしたちの商品のプロモーションすることです。

相手の方が同じ会社の人でない場合は、ぜひ「自分がどの会社に勤めているのか」を言えるようにしましょう。

「〜に勤めている」と言う場合は次の2つが便利です。

  • I work for 〜 
  • I’m with 〜

例文⑥

I work for ABC Corporation.

私はABCコーポレーションに勤めています。

I’m with ABC Corporation.

私はABCコーポレーションに携わっています。

ちなみに「〇〇会社で〜やってます」と言いたいときは、次の例文のように表現することができます。

例文⑦

I’m a sales staff at ABC Corporation.

私はABCコーポレーションの販売員です。 

久しぶりに会ったときのあいさつ

久しぶり会ったときのあいさつのポイントは、

  • また会えてうれしい気持ちを伝える
  • 相手が今までどうしてたかを尋ねる

です。

  • It’s nice to see you again.(またお会いできてうれしいです)
  • How have you been?(調子はいかがでしたか?)

「It’s nice to see you again」は一見「It’s nice to meet you」とほとんど同じですが、「meet」と「see」の部分が違います。

これには、

  • 「meet」「初対面のとき」
  • 「see」「2回目以降」

に使われるといった理由があります。

ちなみに、「初対面のあいさつ」で紹介した「pleasure(プレジャー)」を使って「It’s a pleasure to see you again」のように「またお会いできてうれしいです」を表現することもできます。

「How have you been?」は「How are you?」が現在完了形になったものです。

簡単にいうと、「How are you?」が「調子はどうですか?」と「今」のことを聞いているのに対して、「How have you been?」は「調子はどうでしたか?」といったように「最後に会ったときから今現在まで」のことを聞いています。

それでは「久しぶりに会ったとき」の対話例です。

例文⑧

A : Hello, Ms. Williams. It’s nice to see you again. How have you been?

B : I’ve been well, thank you. How about you, Mr. Yamada? 

A : I’ve been good, thank you.

「How have you been?」に対しては「I’ve been well/good/great(元気でやってましたよ)」のように答えることができます。

また、「調子はどうですか(どうでしたか)?」のように聞いてはいますが、基本的にこれらはあくまでも「社交辞令のあいさつ」です。

なので相手のことをよく知っていたり親しい間柄でない限り、「How are you?」や「How have you been?」と聞かれた場合は例文のように「ポジティブな返答」をするのが普通なので気をつけましょう。

別れるときのあいさつ

「終わりよければすべてよし」というように、最後はできる限り相手にはいい印象を残してお互い気持ちよく別れたいものです。

僕がオススメする別れのあいさつは下記の通りです。

  • Thank you for your time today.
  • It was nice meeting you.(初対面)
  • It was nice seeing you again.(前に会ったことがある人)
  • I look forward to seeing you again soon.

  • 今日はお時間をありがとうございました。
  • お会いできてよかったです。
  • 再びお会いできてよかったです。
  • またすぐに会えることを楽しみにしています。

「look forward to〜」「〜を楽しみにする」といった意味になります。

ここから下は直訳こそ違いますが、どれも丁寧な「さようなら」の意味合いで使われます。

  • Have a good day.
  • Have a good evening.
  • Have a good night.
  • Take care.

  • よい1日を。
  • よい晩を。
  • よい夜を。
  • お気をつけて。

まとめ

【初対面のあいさつ】

  • Hello.
  • Good morning. 
  • Good afternoon.
  • Good evening.
  • How are you?
  • (It’s) nice to meet you.
  • Pleased to meet you.
  • It’s a pleasure to meet you.

【自己紹介】

  • My name is  〜
  • I’m 〜
  • in charge of 〜
  • be responsible for 〜
  • My responsibilities include 〜
  • My job is to 〜
  • I work for 〜 
  • I’m with 〜

【久しぶりに会ったときのあいさつ】

  • It’s nice to see you again.
  • How have you been?

【別れるときのあいさつ】

  • Thank you for your time today.
  • It was nice meeting you.(初対面)
  • It was nice seeing you again.(前に会ったことがある人)
  • I look forward to seeing you again soon.
  • Have a good day.
  • Have a good evening.
  • Have a good night.
  • Take care.

ぜひ何度も声に出して体に染み込ませて、頭で考えなくても自然と口から出てくるようにしましょう。

ビジネスシーンでの英語のあいさつがうまくいくことを願っています!

それではまた!