「card」は名詞だと日本語でも「カード」と言うように、意味もそのまま「カード」です。
そんな「card」ですが、実は「動詞」としてもけっこう使われるんです!
動詞「card 」の意味と使い方
例えば、次のような文。
I got carded at the bar.
「got」は「get」の過去形です。
この場合「got 〜ed」の形で使われていますね。これは「〜された」といった、いわゆる「受け身」の形になります。
「at the bar」は「そのバーで」と訳せます。
つまり、仮に「card」をそのまま「カード」とすると、文の訳は「私はそのバーでカードされた」となります。
さて、これがどんなことを表しているか想像できますか?
・・・・・・
正解は、「私はそのバーで身分証の提示を求められた」です^^
card 〜
= 〜に身分証の提示を求める
*「get carded」の形で使われることが多い
動詞の「card 〜」は、「年齢確認のために〜の身分証を確認する」といった意味。
「お酒を売っている場所」について話すときなんかに使われることが多いです。
- お酒屋さん
- バー
- クラブ
- スーパー
- レストラン
なんかですね^^
ちなみに、動詞の「card」の代わりに「ID(アイディー)=身分証明」を使うこともできるよ♪
さっきの文「I got carded at the bar」を使うと、
I got ID’d at the bar.
私はそのバーで身分証の提示を求められた。
っていう風に、「〜された(受け身)」の形だと、「ID」に「’d」をくっつけて「ID’d(アイディード)」って表現されるんだ。
動詞「card」の例文
He’s 40 and still gets carded for alcohol.
彼、40歳で今だにアルコールのために身分証求められるよ。
日本人なんかは、海外だと実年齢より若く見られがちなので、こういったことも珍しくないかもしれません。
ちなみに、「alcohol」の発音は「アルコホール」で、最初の「ア」を強く読みます。「アルコール」って言わないように注意です^^
She didn’t get carded for the first time and she’s upset about it.
彼女は初めて年齢確認されなくて、そのことがショックで動揺している。
* for the first time = 初めて
* upset(アプセット)= 気が動転して
お酒などを買うのに年齢確認されなくなったら、人によっては「なんとなく歳をとった気がするからイヤだ・・・」ということもあります。
実際ネット上の海外の質問では、次のようなものも見られます^^
Is it an insult or a compliment to get carded at a bar?
バーで年齢確認されるのは、侮辱?それとも褒められてるの?
* insult(インサルト) = 侮辱
* compliment(コンプリメント)= 賛辞、褒め言葉
もうお酒飲める年齢なのに、今だに身分証求められるんだけど!
わたしの80歳のおばあちゃんですら、年齢確認されてたよ!
というように、明らかに合法の年齢に達していても、身分証明を求められるのはよくあり、それゆえ「どうしてなの?」っても人も多いです。
When I was working as a cashier, I carded everyone.
私がレジ係として働いてたときは、全員に身分証の提示を求めたよ。
* cashier(キャシア)= レジ係
この例文では、「card 〜」を「get carded」ではなく、そのままの形で使っていますね!
このように、店によっては見た目が何歳に見えるかではなく、万が一を防ぐために全員に身分証を求めるところも割とあります。
それ以外だと、「30歳未満に見えたら」「40歳未満に見えたら」といったことも聞くので、店や場所によるわけですね^^
まとめ
card 〜
= 〜に身分証の提示を求める
*「get carded」の形で使われることが多い
こうやってみると「card」ってけっこう日常で使えますよね!
なじみのある単語なだけに、覚えやすいと思います。
ぜひ、サラッとかっこよく使ってみてください^^
それではまた!