cringe/cringey(クリンジ/クリンジー)
=恥ずかしい、不快な、気まずい
*「cringey」でなく「cringy」と綴ることもあり。意味は同じ。
「cringe/cringey」は「恥ずかしい、不快、気まずい気持ちにさせる人や物事」に対して使われるスラングです。
日本語で言うところの
- 引くわー
- イタいわー
- 気まず!!
- キモっ!!
- うわぁ…
なんかを表すときにピッタリ。
例えば、
- カップルが目の前で大喧嘩して別れてたり
- 誰かが自分に手を振ってると思って振り返したら、後ろに別の人がいたり
- 誰かと話していて、思いっきり唾が飛んで相手にかかってしまったり 。。。
「cringe/cringey」な瞬間ってのは、日常にあふれてますよね。笑
The movie I saw last night was cringey.
昨日の夜見た映画キモかった。
Mike is cringe. He called his girlfriend by another girl’s name.
マイク気まずいわ。あいつ彼女のこと他の女の子の名前で呼んだんだよね。
「cringe」は本来「動詞」で、「恐怖などから体が縮こまったり曲がったりする」「恥ずかしさや気まずい感情が込み上げる」といった意味があります。
I cringed at the video.
わたしはその動画に引いた。
といったかんじ。
ただ、スラングでは「cringe + y」とすることによって「形容詞」として使ったり、もはやそのまま「cringe」の形で「形容詞」として使っています。
そのため、「動詞を形容詞みたいに使ってること自体がcringeだ!」っていう声も正直あります^^;
ちなみに、「cringe」を使った正式な形容詞には、「cringeworthy(クリンジワーシー)」って言葉があるよ♪
「worthy」は「〜するに値する」の意味。「cringeworthy」で「cringeするに値する」ってかんじだね!
意味と使い方はスラングの「cringe/cringey」と同じだから、一緒に覚えちゃおう♪
また、もともとこのスラングは「気まずいことをおおげさに表すための言葉」といったかんじでした。それが今となっては、「とりあえず嫌だと思うもの、好きじゃないものに対して使う言葉」「とりあえず非難するために使う言葉」として使われている印象があります。
多くは10代など比較的若い世代がよく使うイメージがあり、SNSなんかでもよく見られます。何でもかんでも「cringe」という人も多いため、「cringeって言うこと自体がcringe」といった意見も。笑
とは言っても、頻繁に見かける言葉であることには変わりないです^^