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【頻出】イディオム「cut corners」の意味と使い方を紹介!

道路の曲がり角を上空から撮った画像

「引っ越した先の壁が薄い・・・」

おそらくですが、その建物の建築会社は「cut corners」しています!

今回は作りの悪い商品や、ラクして何かをする人に関連した英語イディオム「cut corners」を紹介します^^

「cut corners」の意味と使い方

cut corners(カット コーナーズ)

手を抜く

「cut corners」は「手抜きで物事を行うこと」を意味します。簡単に言ったらズルするってことです(笑)

ビジネスシーンなんかで使われることが多いです。

  • 経費削減
  • 予定より遅れている
  • 面倒くさい

などの理由から、「安く、速く、ラクに」といったように手を抜くかんじです。

もちろん、そこから生まれるのは「質が悪い商品」なので、「cut corners」は基本的にマイナスの意味で使われます。

「cut corners」が「手を抜く」を意味する理由

「cut corners」が「手を抜く」を意味する理由は、「コーナー(角)をカットする(横切る)」といった文字通りのところからきています。

要は「ちゃんと角を曲がらずにショートカットしてズルする」ってことですね^^

仕事で考えてみます。

まず下の絵がちゃんとした方法、手順で行ってる場合だとします。手抜きをせず、しっかりと角を曲がっていますね。

上と比べて次の絵では、角を曲がらず「安く、速く、ラクに」を重視して直線上に目的地へ向かっています。つまりショートカットによって手抜きをしています。

こういったイメージから、「cut corners」で「手を抜く」を表すんですね^^

「cut corners」の例文

例文①

The company always cuts corners. That’s why their products are bad.

その会社はいつも手抜きをしている。だから彼らの商品は悪いんだ。

ここでの「cut corners」はコスト削減のために、とにかく安い素材を使ったりしてるってことが考えられますね。

例文②

He cut corners in school because he was lazy.

彼は学校でラクしていた。なまけ者だったからだ。

「cut corners」はビジネスシーンで使われることが割と多いですが、それ以外の場面でも使われます。

例文の彼は、学校で「cut corners」=手を抜いて楽したり、ズルしてました。例えば、誰かに宿題を代わりにやってもらっていたなんてことが考えられます。

例文③

She was so hungry that she cut corners on the recipe.

彼女はお腹が空きすぎてそのレシピでは手を抜いた。

料理レシピで「cut corners」したという例です。考えられるのは、本来必要な工程を途中省いて作ったってかんじですね^^

例文④

The mechanic cut corners when fixing my car. It’s broken down again.

その整備士は私の車を手抜き修理した。車はまた故障した。

まとめ

cut corners(カット コーナーズ)

手を抜く

良いモノ作りだったり、良い結果を出したければ「cut corners」をするのではなく、「急がば回れ」がやはり大事ですね^^

それではまた!