当初は「ついてないな・・・」って思っても、数日後、数ヶ月後、数年後振り返ってみたら「むしろあの出来事が起こってくれてよかった!」ってことありますよね^^
今回はそういった場面で使える英語イディオム「a blessing in disguise」を紹介します。
「a blessing in disguise」の意味と使い方
a blessing in disguise
(ア・ブレスィング・イン・ディスガイズ)
=もとは不幸に思えたけど結果として幸いだった出来事
「直訳 : 姿を変えたありがたきこと」
*blessing(ブレスィング)= 神のご加護/恩恵、ありがたいこと
Our baby is a blessing.
私たちの赤ちゃんは神の恩恵です。
*disguise(ディスガイズ)= 変装
*in disguise = 変装した
The witch is in disguise.
その魔女は変装している。
「a blessing in disguise」は、初めは悪いことのように思えたけど、時間が経って後で思い返してみたら「実は幸運だったな」ということに対して使います。
悲しみだったり、怒りだったり、痛みだったり・・・「あのときは『最悪!!!』って思ったけど、今思えばあの出来事がなかったら現在の恵まれた状態にはなれてなかったな」ってときですね^^
まさに、「『幸運でありがたいこと』が『不幸』という形に姿を変えている」といったところから、「a blessing in disguise」と表現されています。
「a blessing in disguise」の場面例
「a blessing in disguise」は例えば下記のような場面で使われます。
- 仕事をクビになったが、のちに最高な環境の仕事にめぐり合えた。
- 電車を乗り損ねたが、そのおかげで事故に巻き込まれなくて済んだ。
- 浮気をされ失恋したが、その後全てが理想の相手と出会うことができた。
- 病気にかかり苦しんだが、食生活が変わった結果、病気前よりも健康になれた。
- 試験に落ちたが、それをきっかけに自分により向いている分野を見つけることができた。
「a blessing in disguise」の例文
Getting fired was a blessing in disguise. I ended up getting a more stable job.
解雇されたのは今思えば幸いだった。より安定した仕事を手に入れることになったからね。
*get fired = クビになる
*end up 〜ing = 〜することになる
*a stable job = 安定した仕事
I got dumped by a man I loved and I was devastated. But it turned out to be a blessing in disguise. I wouldn’t be where I am if he hadn’t left me.
愛してた人に捨てられて精神ズタズタだった。だけど、実はそれが幸いなことだったと分かった。もし彼が私の元を去らなければ今の私はない。
*get dumped = (恋人に)捨てられる
*devastated = 精神がズタズタな
*turn out to be 〜 = 実は〜だと判明する
まとめ
a blessing in disguise
(ア・ブレスィング・イン・ディスガイズ)
=もとは不幸に思えたけど結果として幸いだった出来事
「直訳 : 姿を変えたありがたきこと」
「a blessing in disguise」の考え方ってなんだかすごく前向きになれますよね。
上手くいかないこと、嫌なことなど、一見不運にかんじることがあっても、いずれ「a blessing in disguise」だったんだなって思えるときが来るのを信じて生きていきたいですね^^
それではまた!