今回はキッチンで使える【nuke】という単語について紹介します。
結論から言うと、
nuke ~(ニューク)
~を電子レンジで温める/チンする
といった意味になります。
例)
nuke leftovers
残り物を電子レンジで温める
*leftover = 料理の残り物、食べ残し
/レフトオゥヴァー/
ちなみに「~を電子レンジで温める」は「microwave ~(マイクロウェィヴ)」と言うこともできます。
どちらかというと、この「microwave」の方が「nuke」よりも一般的な印象があります。
「nuke」は「microwave」と同じ意味で使うことができるスラングといった感じで、どこかイケてる響きがあるようです。
例えば、
「microwave it(マイクロウェーヴィット)」
と言うよりも、
「nuke it(ニューキット)」
と言ったほうが確かに短くて楽ですし、語呂的にもサッと言える感じが比較的心地良いかと思います。
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僕がこの「nuke」の使い方を初めて知ったのは、レストランで働いていたことがきっかけでした。
You can just nuke it.
ただ電子レンジでチンすればいいよ。
Nuke it for one minute.
電子レンジで1分チンして。
上のような感じでちょこちょこ「nuke」を耳にする機会があり、とくに初めて聞いたときは「へーこんな使い方があるのか!」と強く印象に残ったのを覚えています。
というのも、「nuke」という単語にはそもそも「核兵器」や「~を核攻撃する」といった意味があるからです。
もともとそれらの意味しか知らなかった僕にとっては、「~を電子レンジで温める」なんていうかなり日常的な意味としても使えることが衝撃的だったわけです。
なんとなく想像できているとは思いますが、「~を電子レンジで温める」といった意味でも使われるのには放射能が関係しています。電子レンジは電磁放射能によってものを温めるからです。
そして、核と言ったら放射能といったイメージが一般的にあるため、電子レンジで放射能を使って温めることも「nuke」と表現しているという訳です。
最後に
正直、日本という国は歴史的背景もあり、私たち日本人にとっては「nuke」という単語を電子レンジのような超日常的なものにカジュアルに使うこと自体なんとなく違和感を覚えることもあるかと思います。
ただ言語というのは常に新しい言葉や意味を生み出しつつ、そして進化していくものです。
もちろんネイティブの人たちも「nuke」を「~を電子レンジで温める」という意味で使うときにおぞましいイメージを持って言っているわけではありません。
なので由来こその関係はありますが、「それはそれ!これはこれ!」といった感じで割り切りつつ、ぜひみなさんも使えるような機会があれば安心して使ってみてくださいね^^
まとめ
今回はキッチンで使える「nuke」という単語の意味についてでした。
nuke ~(ニューク)
~を電子レンジで温める/チンする
それではまた!