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【英語フレーズ】知ってると便利!「as far as I’m concerned」の意味とは?使い方は?

今回は、英語を学んでいると割と多く見かけるフレーズ
「as far as I’m concerned」について解説します。

「そんなの聞いたことないよ!」
って方も今回の記事で身につけてぜひ使ってみてくださいね♪

また、「as far as I’m concerned」だけでなく、
もう一つ似た表現としてよく使われる
「as far as I know」についても解説します。

そして、補足として「as far as」の別の使い方についても
後半で少し紹介したいと思います!

それではスタートです~

「as far as」で表せる2つのこと

まず予備知識として、「as far as」を使うとどんなことが表せられるのかについてです。

具体的には以下の2つのことが表現できます。

  1. 程度や範囲
  2. 距離

ちなみに、これから解説していく
「as far as I’m concerned」と「as far as I know」
は「程度や範囲」に関係
しています。

そして、後半に紹介する「as far as」の別の使い方については
「距離」が関係しています。

それでは順を追って説明していきますね♪

「as far as I’m concerned」

「as far as I’m concerned」は訳すとなると

私の意見としては

といった感じになります。

つまり、この表現は、自分の意見を言うときに使います。

とは言っても、どうして「as far as I’m concerned」が
「私の意見としては」という訳になるのかしっくりこない方
もいると思うので、もう少し丁寧に見ていきましょう。

まず、僕は先ほど「as far as I’m concerned」の「as far as」は
「程度や範囲」を表すといいました。

次に「I’m concerned」の部分です。

「concern」という単語は、大きく2つの意味があって、

一つ目は「~を心配させる」
二つ目は「~に関係する」

といった意味があります。

この表現の場合は、二つ目の「~に関係する」の意味が使われています。

「I’m concerned」というように受け身の形となっているので、つまり、
「私は関係している」というようになります。

それでは、この「私は関係している」に、
先ほど確認した「程度や範囲」の意味をつなげてみましょう。

そうすると、「私に関係する範囲では」のような感じになりますね。

よって、「私の意見としては」といったような、
自分の意見を言うときに使うニュアンスにつながるのが、
なんとなくでも理解できるかと思います。

また、もう少し細かく説明すると、「as far as I’m concerned」は
他人の意見や考えは置いといて、とりあえず自分の意見を述べてみるとき
に使われます。

つまり、自分の意見が他の人と食い違っているときに、
特に使われるということになります。

それでは例文です。

As far as I’m concerned, you’re the best person for the job.

私の意見としては、あなたがその仕事に一番向いている人です。

「as far as I’m concerned」のあとは、「 , 」= コンマをつけることに注意しましょう。

As far as I’m concerned, this is a good idea.

私の意見としては、これはいい考えです。

「as far as I know」

それでは、「as far as I’m concerned」に似た表現
「as far as I know」についての説明です。

「as far as I know」

私の知る限りでは

といった意味になります。

この「as far as」も「as far as I’m concerned」のときと同様、
「程度や範囲」を表すので、「私の知る限りでは」といった訳が当てはまります。

つまり、
「もしかしたら実際は違う可能性はあるけれども、少なくとも自分が持っている知識や情報をもとにすると~だよ」
といったことを表現できるフレーズとなります。

それでは例文です。

As far as I know, he is an honest guy.

私の知る限りでは、彼は正直な男です。

Where is Tom?

トムはどこですか?

As far as I know, he’s in the bathroom.

私の知る限りでは、彼は洗面所(トイレ)です。

補足 : 「as far as」で「距離」を表す場合

正直、この「距離」を表す使い方に関しては、
「as far as I’m concerned」や「as far as I know」
といった「程度や範囲」を表す場合にくらべて
使われる頻度は落ちますが、知っておいて損はないでしょう。

この「距離」の使い方では、

「~まで(の距離)」

というような感じを表現できます。

例文を見てみましょう。

I ran as far as the park.

私はその公園まで走りました。

I’ll come with you as far as the bus stop.

私はそのバス停まであなたについて行きます。

まとめ

今回は、「as far as I’m concerned」そして「as far as I know」という
よく使われる表現について解説しました。

as far as I’m concerned

私の意見としては

as far as I know

私の知る限りでは

とっても便利なので、
機会があればぜひ積極的に使ってみてくださいね♪

それではまた〜