普段生活していると嫌でもやらなきゃいけないことっていろいろありますよね!
今回はそんなときに使える表現「bite the bullet」を紹介します♪
bite the bullet
覚悟を決めて困難、あるいは不快なことに立ち向かうこと
「bite the bullet」とは?
bite the bullet
= 覚悟を決めて困難、あるいは不快なことに立ち向かう
(直訳:銃弾を噛む)
*「bite 〜(バイト)」= 〜を噛む
*「bullet(ブレット)」=銃弾
由来
「bite the bullet」が「覚悟を決めて困難、あるいは不愉快なことに立ち向かうこと」を表すようになった有力な説としては、戦時中でのことが関係しているとされています。
昔、今のような麻酔がなかった時代、戦いの中で負傷した兵士などは手当を受ける際に、手術の痛みから意識をそらすため弾丸を噛んでその痛みに立ち向かったといいます。
実際に弾丸を噛んだのかは定かではありませんが、麻酔なしで手術を受けるなんて想像を絶するような痛みに違いありませんよね!
痛みを我慢して歯をグッと食いしばるにも、何かを噛んで意識を紛らわしたくなる気持ちすごく分かります・・・。
なので「bite the bullet」を使うことによって、やりたくないことや、今まで先延ばしにして避けてきたことなどに、自らをプッシュして強制的に立ち向かうといったことを表せるわけです♪
例文
I’m going to bite the bullet and go to the dentist.
私は腹をくくって歯医者に行くつもりです。
ただ「I’m going to go to the dentist.(私は歯医者に行くつもりです)」と言うのに比べて「bite the bullet」を加えることによって、歯医者に行くのが嫌いと言った意味が加わっています。
I finally bit the bullet and cleaned my room.
私はようやく覚悟を決めて部屋の掃除をしました。
*「finally(ファイナリー)」= ようやく、ついに
*「bit(ビット)」=「bite」の過去形(噛んだ)
こちらの例文も「bit the bullet」を加えることによって、部屋の掃除が嫌いでやっていなかったけれど、ようやく重い腰を上げて掃除をしたといった意味合いになっています。
まとめ
bite the bullet
= 覚悟を決めて困難、あるいは不快なことに立ち向かうこと
嫌だけど宿題をやらなきゃいけないとき、
「仕事をやめます」と言わなきゃいけないとき、
お酒が好きだけど禁酒しようと決断するときなど、
いろいろなシチュエーションで使えますよ♪
それではまた^^