さっそくですが質問です!
みなさんは俳優のトム・クルーズさんを知っていますか?
おそらく多くの人が知ってると思います。
有名な俳優さんですよね^^
このとき、みなさんだったら「トム・クルーズ知ってるよ」と答えるとしてなんと英語で言うでしょう?
I know Tom Cruise.
このように表現する人が多いのではないでしょうか?
これは、日本語に訳すとそのまま「わたしはトム・クルーズを知っている」というようになりますね♪
が!
実はこの文、聞き手はおそらくびっくりする結構すごいニュアンスを含むことになります。
そこで今回は、
- know
- know of
- know about
の3つのかたちについて説明していきます。
これらを使い分けて、確実に言いたいことを伝えられるようになりましょう^^
「know」「know of」「know about」はこう使い分けよう!
さっそくですが、「know」「know of」「know about」の主な違いです。
- 「know」
直接知っている - 「know of」
聞き覚えがあって知っている - 「know about」
対象となる人やものについての知識がある
それでは、それぞれもう少し詳しく見ていきましょう。
know
- 「know」
直接知っている
「know」は対象となる人などと直接接した経験があるときに使います。
I know her.
私は彼女を知っている。
上の文は訳すと「私は彼女を知っている」のようになりますが、深い意味合いとしては「私は彼女と直接会って話したことがあり個人的に知っている」というようになります。
それでは、冒頭のトム・クルーズについての文を振り返ってみましょう。
I know Tom Cruise.
私はトム・クルーズを知っている。
この文もまた細かく言うとつまり、「私はトム・クルーズと直接会って話したことがあり、個人的に彼を知っている」といったニュアンスを含むことになります。
けっこうすごい文ですよね!
そのため、もちろん本当に彼と面識があるのであればなんの問題もないのですが、そうでない場合は少し不自然に聞こえてしまうかもしれません。
know of
それでは、単にトム・クルーズという俳優がいることを知っている、名前を知っていると言いたい場合はどうすればいいでしょう?
そんなときに使えるのがこちらの「know of」になります!
- 「know of」
聞き覚えがあって知っている
I know of Tom Cruise.
私はトム・クルーズを知っている。
訳は「know」のときと同じように表せますが、この場合だと「私はトム・クルーズに会ったことはないが聞いたことがある」といったような意味合いを持たせることができます。
よって、単に名前を知っているだけで彼について限られた知識しかないという場合は「know of」が使えることがわかりますね♪
I know of a good Mexican restaurant.
私はいいメキシカンレストランを知っている。
この文の場合は、実際に行ったことはないけれど、人から聞いたおいしいメキシコ料理の店を知っているということを表しています。
know about
- 「know about」
対象となる人やものについての知識がある
「know about」は人や物事についていろいろと聞いたことがあったり、調べたり勉強したことがあるためにそれらについての知識があるといった場合に使えます。
I know about Thomas Edison.
私はトーマス・エジソンについて知っている。
エジソンがどんなことをした人なのか彼の人生などについて知っているということになりますね♪
まとめ
さて今回は「know」「know of」「know about」の使い分けについてでした!
最後にもう一度要点をまとめておきます。
- 「know」
直接知っている - 「know of」
聞き覚えがあって知っている - 「know about」
対象となる人やものについての知識がある
それではまた^^